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「あおやぎ青年隊」と「地酒 久田見」

すっかり梅雨入りし、はや1年の半分が終わろうとしています。
6月が終わり7月といえばお中元を贈る時期でもあります。
今回はお中元にもオススメの八百津町の地酒『久田見』をピックアップしてご紹介させていただきます。

はじまり

日本酒『久田見』は八百津町商工会青年部の忘年会の席がはじまりでした。

青年部に所属する八百津町久田見地区に住む井戸さんから、同じく青年部に所属する八百津の蔵元である花盛酒造株式会社の可児さんに休耕田の活用について提案されたことがきっかけです。

井戸さんの休耕田を活用した酒米栽培のアイデアと、八百津の特産品となるような商品づくりを考えていた可児さんの意見はぴったりと合い、順調に話は進んでいきます。

そこから可児さんは少しでも品質の良いものを造るため高精白向け品種の籾を取り寄せ、井戸さんは同じ地区に住む仲間たちとともに若手生産者グループ「あおやぎ青年隊」を結成し、栽培に向けた農作業を始めました。

ちなみに「あおやぎ」とは、「あおやぎの里」は古くからの久田見の美称である「あおやぎの里」からとられたそうです。

久田見の神明神社前に広がる美しい田んぼで育てられた米は期待したとおり、10月には蒸米の手触りが鑑評会出品酒用に使用する酒米にも遜色ない素晴らしいお米となって収穫されました。(八百津の見どころの一つに美しい棚田があります。コチラをクリック)

​ちなみに銘柄「久田見」はあおやぎ青年隊のみなさんによる命名です。白色のラベルに入っている「ひさびさにたんぼをみた」の文字は一説では久田見という地名の由来であるのと(徒歩で息を切らしながら山を登ってきた旅人が、久々に田んぼが開けたのを見て漏らした言葉)、休耕田がよみがえった光景を掛けた言葉とのこと。​

題字はあおやぎ青年隊のご家族の方が書かれました。

原材料・製法

おいしい日本酒を造るための原材料として『酒米』や『酵母』などが注目されがちですが、品質にもっとも大きなウエイトを占める原材料があります。それは「水」です。

実際に八百津町に住む方は八百津の「水のおいしさ」を特に意識してないかもしれません。

仕込水として使用している、ここ八百津を流れる木曽川水系の伏流水は、大都市圏で全国の酒蔵が集まる試飲イベントなどでも特に注目されるほどやわらかい口当たりをしているとのことです。

そのため花盛酒造では、この素晴らしい水質を最大限に生かすため、もろみを袋吊りにして一滴一滴搾る「しずく取り」や、圧力を調整しながら搾る旧式の搾り機(「ヤヱガキ式」という、全国的に数少なくなった1965年製のものです)を採用して、雑味が少なくさらりと入っていくような飲みやすいお酒に仕上げることを目指しています。

美味しい水と豊かな自然の中で育ったお米から出来上がった『久田見』は、すっきりとした飲みやすい口当たりで、お食事中のお酒として特におすすめです。

純米吟醸、そして純米大吟醸が今年から新たに加わりました。

八百津に立ち寄った際には、町内では久田見の満寿美屋酒店さん、もしくは花盛酒造さんにてお求めください。もちろん八百津モール(商品ページリンク)でも販売中です。

ちなみに花盛酒造さんでは試飲会も随時開催しているとのこと。

メインは酒造りの季節である冬場ですが、夏場も地域の情勢をみながら短期間ではありますが開催しています。日本酒好きな方は八百津に来られた際に是非寄ってみてください。詳しくは花盛酒造(HPリンク)のHPをご覧ください。

満寿美屋(ますみや)

岐阜県加茂郡八百津町久田見2820
Tel.0574-45-1023

花盛酒造(はなもりしゅぞう)

岐阜県加茂郡八百津町八百津4091
Tel. 0574-43-0016
Fax. 0574-43-1120
E-mail : hanamori@siren.ocn.ne.jp
営業時間:
平日9:00~19:30 土・日・祝9:30~19:00

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棚田100選 八百津町「上代田棚田」

今回は日本の棚田100選にも選ばれた「上代田棚田(かみだいだたなだ)」についてご紹介したいと思います。
棚田といわれてピンとくる方もいると思いますが、地域によっては「千枚田(せんまいだ)」「谷津田(やつだ)」とも呼ばれています。山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に作られた田んぼで、傾斜度が20分の1(20メートル進むと1メートル高くなる傾斜)以上の田んぼです。山間の土地で何とかお米つくりを、という先人の熱意と知恵と努力の結晶というべき遺産なのです。このような山間地域では平坦地に比べ昼夜の温度差が大きいため味の良いお米が収穫できるといわれています。

棚田には防災としての側面もあります。棚田は山に降った雨の一部を止め、河川へ流さないちょっとしたダムの役割を果たします。大雨による洪水や土砂崩れを防ぐ一役を担うとともに、生きものの命を育んでいます。

八百津町にある「上代田棚田」は北山地区にあり、岩石を丹念に積み上げて段状に作ったもので、面積約5ヘクタールの中に123枚の棚田があります。その棚田を取り囲むように形成された集落の景観は、閑かな山里を演出しています。この「上代田棚田」は現在でも耕作され、丁寧に管理保全が行われています。先祖が残した重要な財産を守り続けており、平成11年には「日本の棚田100選」、平成20年には後世へ伝えたい岐阜の素晴らしい棚田「ぎふ棚田21選」に認定されました。春には芝桜、秋には彼岸花が見事な花を咲かせ、まるで風景画を眺めているような景色を楽しむ事ができます。
八百津の街から「上代田棚田」へ向かう途中には、「赤薙棚田(あかなぎたなだ)」があります。「赤薙棚田」も「ぎふの棚田21選」に認定されております。近年、この風景を眺めながらサイクリングする人が増えています。

「上代田棚田」、「赤薙棚田」は田植えも終わり、これからが見ごろの時期を迎え、四季折々、そして朝、昼、夜と時間帯によって異なる景色が見られます。現在新型コロナウイルス感染症対策により外出は自粛となっておりまが、新型コロナウイルスが終息した際にはぜひ八百津町の「上代田棚田」、「赤薙棚田」にお越しください。

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酢玉ねぎ

新玉ねぎの時期ですね。 甘みが強く、辛みが少ない生食でいただきやすい新玉ねぎが手に入りやすいこの時期。常温で長期保存が可能な「酢玉ねぎ」をたくさん作って冷蔵庫に常備すると便利です。 お酢、玉ねぎ、そして蜂蜜は、それぞれ健康効果が高いといわれている食材です。しかも、酢と玉ねぎには共通する作用が多く、二つを組み合わせることで、脂質改善、降圧、血糖改善、血流改善、抗炎症、殺菌などの相乗効果が期待できそうです。 蜂蜜にも昔ながらの「おばあちゃんの知恵」的なものとして「蜂蜜には殺菌効果がある」という話があります。 また、お酢を黒酢やりんご酢、ワイン酢などに変えることで、自分好みの味わいにアレンジすることもできます。 旨味成分がたっぷりの酢玉ねぎははそのまま器に盛りつけて食べるのも良いですが、お刺身の上にのせてカルパッチョにしたり、脂っこいお肉にあわせたり、薬味のように使ったりと、料理の一部としておいしさをアップさせることもできます。 いろいろなアレンジレシピを取り入れていくと、飽きずに酢玉ねぎを楽しんでいくことができそうですね。

※酢、玉ねぎ、蜂蜜はいずれも体に良い食品・調味料・飲み物です。 それぞれの持つ栄養成分から、効果・効能を期待できる部分もありますが、「お薬」ではありません。機能性や効果・効能を目的とするのでしたら、かかりつけ医の指導に従うことをお勧めします。 あくまでも、日常的に身体を作り、身体を助ける補助的な役割としての認識に留めておいていただければ良いと思います。

材料

〇 玉ねぎ2個
〇 蜂蜜100ml
〇 酢250ml

作り方

① 玉ねぎをみじん切り。
② ①・蜂蜜・酢を鍋に入れ、混ぜながら強火で2分間沸騰させる。
③ 冷ましてから②を保存ビンに移したらできあがり。
  常温なら10日程度、冷蔵庫に入れれば1カ月程度保存できる。

YAOTSU MALLからのおすすめ商品

★ 内堀醸造 酢各種
★ 永田養蜂 蜂蜜各種
★ おおだいら養蜂 蜂蜜各種
★ しおなみ山の直売所 八百津で採れた玉ねぎ(店頭販売のみ)
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サバゲーフィールドしおなみ

コロナウィルスの問題が未だ世間を賑わせています。
日々の行動が自粛されている中、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
岐阜県では緊急事態宣言が解除となり、八百津町も少しずつですが人々が外に出始めています。バイクや自転車のツーリングを楽しむ方々も見かけるようになりました。
さて、今回のニュースレターですが、これまでは八百津町の山村地域を中心に地域の豊かな自然を生かした「食」にまつわる情報をメインにお伝えしてきました。
今回は食ではなく、「遊び」についてご紹介させていただきます。

今回ご紹介するのは「サバゲ―フィールドしおなみ」さんです。

八百津町山村地域の一つ「しおなみ地区」にある加茂郡では唯一のサバゲ―フィールドになります。
ちなみに「サバゲ―」とは「サバイバルゲーム」の略称です。

サバイバルゲーム(通称:サバゲ―)とはサバイバルゲーム(Survival Game/Airsoft)とは、主にエアソフトガンとBB弾を使って行う、概ね20世紀以降の銃器を用いた戦闘を模す日本発祥の遊び、あるいは競技である。

敵味方に分かれてお互いを撃ち合い、弾に当たったら失格となるのが基本的なルールとなる。ペイントボールが圧搾空気の力で発射される塗料入りの弾を用いるのに対し、サバイバルゲームはBB弾を発射するエアソフトガンを使用するため、「競技者の失格が自己申告制」る。 統一されたルールは存在せず、グループや大会、フィールドごとにルールは異なる。

出典:ウィキペディア
画像はウィキペディアより


ざっくりいうと、「エアガンでお互いに弾を撃ち合い、命中した方が負け」というルールです。一見物騒に感じますが、参加者は全身を防具で覆いみなさん完全武装で臨まれるそうです。
BB弾とはいえ当たればやはり痛い。
ちなみに使用するBB弾はトウモロコシを原材料に使用した環境に配慮した弾を使うとのことです。
そうすることで地面に散らばった弾は土に還る仕組みなんだとか。

見にくいですが中央にある白い粒が使用した弾

ここ「サバゲ―フィールドしおなみ」はサバゲ―をプレイする人たちの戦場(遊び場)ということになります。
今回は運営されている山本さん(69歳)にお話しを伺いましたので、簡単ではございますがご紹介させていただきます。

Q.運営を始めたきっかけは何ですか?

A.昔と変わって若い人たちの遊び方が変わってきています。
家の中でゲームをして過ごすくらいなら、外で遊んでもらいたいと思ったのがきっかけですね。たまたま余っている土地があったから若者の間で流行している「サバゲ―」ができる場所を提供しようと思いつくりました。
自分自身、普段はジムで筋トレをし、たまにマラソン大会にも参加しています。体を動かすことが好きなんです。だから家でゲームをしている子を見ると余計にそう思ってしまいますね。

Q.ご自身で作られたのですか?

A.実は私の他に共同で運営する仲間が5人いまして、みんなで協力して少しずつ整備しました。
なるべくお金はかけたくなかったので、障壁物となる車は知り合いの自動車屋さんに頼み、廃車になる車を、U字溝ブロックは知り合いの土建屋さんに譲ってもらいました。

Q.フィールドはいくつあるんですか?

A.ブロックなどの障壁を設置したメイン(冒頭の写真)との他に3つあります。森林の中にロープでエリアを囲ってあります。傾斜があり移動するだけで結構疲れるためか、広くて確認しやすいメインの方が人気がありますね。

Q.イノシシとか野生動物が出てきそうですね・・

A.シカやイノシシはいっぱいいますよ(笑)。人がいる間は来ませんが、夜中にやってきてミミズを探して地面を掘っていきます。ここも最初は平(たいら)にしていたのですが、イノシシが鼻で掘り返してしまい、ボコボコとしています。
このタイヤも最初は積んでいたんだけど、いつのまにかイノシシが散らかしちゃいました。

Q.この建物とドラム缶は?

A.せっかく来てもらうならサバゲ―以外にも楽しんでもらおうと廃材を利用して小屋とバーベキュー用のコンロを作りました。コンロと言ってもブロックを積んだだけですが、網をのせれば十分美味しく焼けますよ。
このドラム缶は特製の五右衛門風呂です。水道を引いて水を入れてもらい、廃材を燃やして湯を沸かせます。屋根がないのは綺麗な星空を見るためです。以前利用された人から、「風呂に入りながら星空を見たい」と言われ外しました。ここは空気が澄んでいて晴れた日には本当に星が綺麗に見えます。若い人の中にはドラム缶の底に「すのこ」を敷くことを知らず、「熱い!」と騒いでいて驚きました(笑)。一応、すぐ横に置いてあるのですが・・・。
五右衛門風呂なんて今の若い子たちは入ったことがないと思うので、当然といえば当然ですね。

Q.キャンプも楽しめそうですね

A.基本的にはこの場所は1グループの貸し切りです。ゴミだけは持ち帰ってもらい、食べ物・飲み物の持ち込みは自由。テントを張ってもらっても構いません。ただし、近くに民家が1軒あるので騒ぎすぎないようにお願いしています。

Q.どういった方が利用されますか?

A.昨年は400人ほどが利用されました。ほとんどが町外の方ですね。愛知県を中心に社会人や大学のミリタリーサークルの子たちが来てくれます。ほとんど男性ですが、たまに女性の方もみえますね。

Q.費用はいくらですか?

A.サバゲ―フィールドの利用と合わせて1人500円です。2日間なら1,000円。
別にサバゲ―しなくてもOKです。バーベキューだけでもOK。特に装備を貸し出しているわけではありませんので、基本的にはお客さんに準備をしてもらう必要があります。場所を提供してるイメージです。

Q.かなり安いですね(笑)

A.正直、儲けはあまり考えていません。元々「若い人たちに外で遊んでもらいたい」という思いがきっかけでしたから。ちなみに料金は私たちが預かるのではなく、こちらの箱に入れてもらってます。

Q.道端でやってる無人販売所と同じシステムですか(笑)?

A.ありがたいことに自主申告制ではありますが、皆さんしっかり払ってくださいます。

Q.最後にひとことお願いします

A.「サバゲ―フィールドしおなみ」のある「しおなみ地区」は福地や久田見と並んで標高が高く空気が澄んでおり夏は涼しく過ごせます。近くには地元でとれた新鮮な野菜や特産品が並ぶ「山の直売所」もあります。
実は5月も予約が入っていたのですが、コロナウィルスの問題のあり、残念ながら閉園しています。様子を見つつ再開する予定です。
サバゲ―愛好者の方はもちろん、自然の中でゆっくりしたい方、五右衛門風呂に入りたい方、ぜひウチへ遊びに来てください!食べ物だけでなく豊かな自然もきっと気に入りますよ。


サバゲ―フィールドしおなみ(リンク)
HP:http://www.md.ccnw.ne.jp/survival-game/
ぎふの旅ガイド:https://www.kankou-gifu.jp/spot/4668/

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お茶を健康的に飲もう

お茶の機能性飲料としての効果への期待

近年、緑茶に含まれる薬効成分についての研究が進み、これまでの嗜好品として楽しまれてきたお茶は、機能性飲料としての効果への期待も高まりつつあります。
この中でも気になるのが、お茶に最も多く含まれているタンニン(※カテキン)の「抗菌・抗ウイルス作用」。
これらのお茶の旨味・栄養成分を効果的に引き出すには、お湯の温度が重要なポイントとなります。

お茶に含まれる成分

お茶にはいろいろな化学成分が含まれています。
その中の主なものを抜粋しました。

  • タンニン(※カテキン)
  • カフェイン
  • カリウム
  • ビタミンC
  • テアニン

お茶の味は、タンニン※カテキン(渋み)、カフェイン(苦み)、テアニン(旨み)の3 つの成分で決まります。つまり、この3 つの成分をどの様に茶葉から抽出させるかによって、お茶の味は美味しくなったり、そうでなかったり変化します。
その他、それぞれの成分の抽出具合とお湯の温度には密接な関係があります。

低温での抽出でカフェイン減少

お茶に含まれるカフェイン(苦味成分)は、お湯の温度が高いと溶けやすい性質があり、60℃以上でグンッと溶けだします。逆に水出しで抽出するとカフェインが抑えられ、また苦味・渋味も抑えることができます。

10℃の冷水の場合は約半分、0.5℃の水では実に80%近くもの減少率となるという実験結果も出ています。

カフェインは覚醒作用をはじめさまざまな効果があることで知られている一方、飲む人やシチュエーションによってはそれらの効果がデメリットに働くと考えられることもあります。そのため、カフェインを控えたいという人は緑茶を低温で入れることによって、カフェインの摂取を抑えることが可能に。

また、ビタミンCは、水溶性なので水に溶けやすいですが、熱に弱い性質があります。緑茶に含まれるビタミンCは、カテキンがビタミンCを安定に保ってくれるので比較的壊れにくいですが、水出しすることで熱にさらされることなく抽出することができます。

エピガロカテキンガレートと、エピガロカテキン

カテキンは、ポリフェノールの一種で、昔からタンニンと呼ばれてきた緑茶の渋みの主成分です。カテキンの語源は、インド産のアカシア・カテキュー(マメ科アカシア属の低木)の樹液から採れる“カテキュー”に由来しています。 お茶のカテキンは、1929年、理化学研究所の辻村博士らによって初めて存在が確認されました。茶葉中に形の違う4種類のカテキンが存在しています。

  • エピカテキン
  • エピガロカテキン(EGC)
  • エピカテキンガレート
  • エピガロカテキンガレート(EGCG)

お茶は理想的な機能性食品として、抗がん、抗肥満、抗酸化、抗アレルギー、ストレス緩和、抗菌、脳卒中予防、血圧上昇抑制、動脈硬化予防、等といった様々な健康効果が期待されていますが、
インフルエンザなどのウイルスに対しても、以下のような効果があるとされています。

緑茶に含まれる成分の効果エピガロカテキンガレート(EGCG)やストリクチニン
ウイルスに作用し、緑茶の飲用、緑茶でのうがいはインフルエンザ予防などに役立つ。
緑茶に含まれる成分の効果エピガロカテキン(EGC)
粘膜免疫系の働きを良くし、病原体の侵入を防ぐ効果がある。

ここでも注意したいのが、抽出温度の違いによっての働きの変化についてです。
エピガロカテキン(EGC)の働きは、エピガロカテキンガレート(EGCG)によって弱められてしまうということが起こります。

  • お湯で緑茶を淹れるとEGCGが浸出しやすくなるため、EGCの効果が弱まってしまいます。
  • 冷水で緑茶を淹れる(水出し緑茶)と、浸出液中のEGCGが少なくなり、EGCの効果が発揮されやすくなります。

エピガロカテキンガレート、エピガロカテキンどちらもウイルス感染予防に役立つ茶カテキンですが、それぞれの効能を得るには、別々の淹れ方をして飲むことが良さそうです。

【参照】
知らなきゃソンするお茶のこと 10のひみつ お茶の効用を科学する(最新版)」
出版:2012年公益社団法人 静岡県茶業会議所

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免疫力を高めるために

永田養蜂ハニーナッツ

健康的な身体を作るため、「栄養バランスの良い食事」は大切ですが、新型コロナウイルスが蔓延している昨今、免疫力・自然治癒力を高めるためにも、感染予防対策として「体をつくる食事」はさらに大切なものになっています。
免疫力は、複数の食品を食べることにより多種多様な栄養素が総合的に作用しながら体の中で作られていくものです。単一の食品を食べて効果を期待できるものはありませんが、免疫力アップに効果的な食品や栄養素を知り、積極的に日々の食事に取り入れ、予防に役立てていきましょう。

①食物繊維

免疫力を高めるためのポイントは「腸内環境を良好に保つこと」にあります。
食べ物を消化・吸収し、排泄するのが腸ですが、食べ物には、有害な病原菌やウイルスが付着している危険性もあります。
そうした有害なものが体の中に侵入することを防ぐため、腸内環境を良好に保ち、腸を正常に機能させる必要があります。
「食物繊維」は摂取することで大腸の善玉菌を増やし、腸内環境を改善させます。腸内の悪玉菌を減少させ、有害物質を減らしてくれる効果もありますが、
悪玉菌が腸内に増えると、肌が荒れたり、便秘になったりと、体に良くない変化が起こるなど、食物繊維の体内での働きが、健康維持と疾病の予防に大きく関わっていることがわかってきています。

②ミネラル

また、免疫細胞の成長には、鉄、亜鉛、セレンなどの「ミネラル」が必要不可欠です。

「鉄」

病原体を破壊するのに役立ち、免疫細胞が病原体を認識して標的とするために不可欠な酸素反応を調節します。

「亜鉛」

免疫機能に関わりのある細胞の働きに影響があります。不足すると免疫力が低下し、肺炎などの感染症にかかりやすくなります。
感染症だけではなく自己免疫疾患も亜鉛の低下に関わることがわかっています。

「セレン」

「セレン」の生体に対する機能は、抗酸化作用、抗がん作用、重金属に対する防 護作用、心筋症予防作用など多岐にわたっています。
※セレンは藻類、魚介類、肉類、卵黄に豊富に含まれており、通常の食生活でセレン不足が問題となることは、日本ではほとんどありません。
毒性が強く、必要量と中毒量の差がとても小さいため、サプリメントなどでの摂取には注意が必要です。

YAOTSU MALLの商品でおススメ

食物繊維・ミネラル豊富なナッツを、はちみつの中に詰め込みました。
さらにはちみつに含まれるグルコン酸には、殺菌作用があります。 さらに強い殺菌力を持つ過酸化水素を作るグルコースオキシターゼという酵素も含まれるため、ダブルで殺菌効果を発揮するのです。
商品ページ

永田養蜂ハニーナッツ

③緑茶カテキン

さらに、「緑茶カテキン」にも免疫力アップに期待ができます。
緑茶が腸内で短鎖脂肪生成を促すことをご存知でしょうか。
短鎖脂肪酸は、腸内環境・便通・過敏性腸症候群などに優れた効用をもたらすことが分かってきました。

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茶葉の採取時期、種類、部位や加工方法によっても
煎茶は商品のラインナップが多く、味わいも価格もバリエーションが豊富です。
商品ページ

八百津町福地 緑華園製茶

「緑茶カテキン」についての詳細は、「美味しいお茶を健康的に飲もう」をご覧ください

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おいしいキャンペーン 春の特別特産品プレゼント

八百津町山村活性化支援交付金事業2020年度のキャンペーンを3月10日(火)より開始しております。
2020年の3月から2021年の2月の1年間は山村エリアのおいしいポイントを訪ね、キーワードを集め方に季節の特産品をプレゼント!という内容です。
山村ガイドマップを見ながら全部で15個ある「山村ガイドポイント」を訪ねると、タペストリーがあります。
八百津町役場、久田見出張所、福地出張所、潮南出張所、しおなみ山の直売所の5か所で配布している「山村ガイドマップ」・山村「おいしい」キャンペーン(春)パンフレットを見ながら、

タペストリーに書かれているキーワードを集め、キャンペーン応募用紙に記入して応募すると、その数に応じて季節の特産品をプレゼントいたします。
キーワードを3つ集めると久田見緑茶せんべいを1袋、キーワードを6つ集めると久田見緑茶せんべいを2袋その場でもらえちゃいます!
さらに季節の特産品セットのプレゼントに応募ができるという内容になっています。

3月から5月「春のキャンペーン」の季節の特産品セット

3月から5月「春のキャンペーン」の季節の特産品セットは「八百津ほう葉寿司セット」です。
この「八百津ほう葉寿司セット」が抽選で10名の方にプレゼントされます。

今回はこの「八百津ほう葉寿司セット」について詳しく掘り下げていきたいと思います!
「ほう葉寿司」というものを知らない方もいると思いますが、「ほう葉寿司」というのは「朴の木(ほうのき)」という手のひらよりも大きな葉を持つ木の葉、
「朴葉(ほうば)」で酢飯を包む日本の中部地方・近畿地方の一部地域に伝わる郷土料理です。「ほう葉寿司」がなぜできたかというと、昔、農業や林業をする家庭が多く、昼食を畑や山で取ることが多くありました。
「ほう葉寿司」は携帯性がよく、朴葉と酢飯の殺菌効果で日持ちするなどで何かと便利な「ほう葉寿司」が広まったと考えられています。
「ほう葉寿司」の時期は6月ということもあり、ちょうど田植えの時期とも重なっていることから、農林業とのつながりを示しているそうです。

「八百津ほう葉寿司セット」では、しおなみ山の直売所の「ほう葉10枚」、満寿美屋の八百津町久田見地区の「お米」、内堀醸造の「利尻昆布の一番だし入りすし酢」、
井上醸造の「きのこ・きゃらぶき・タケノコ」、こぐさの丘の「たまご」、そして岩平茶園の「はなどき番茶 一煎パック」と八百津町のものがふんだんに使われたセットとなっています。
⇒商品ページ

ぜひ、ご応募していただき八百津町の味を家で味わってみてください!

※現在新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、5月6日(水曜日)まで窓口受付を一時中断しています。
 みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。
 「YAOTSU MALL」ホームページに「『おいしいキャンペーン 春の特別特産品プレゼント』申込フォームを開設しました。
 申込フォームより春の特産品プレゼントキャンペーンへのご応募お待ちしております。

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YAOTSU MALL ご注文商品発送についてのお願い

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様および感染拡大により様々な影響を受けている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。現在、YAOTSU MALLへの現在のご注文は、東海地区からいただいているのものが多いのでさほど影響は受けておりませんが、今後しばらくの間配送業者の受付状況に合わせた発送をさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

:::::日本郵政グループ
https://www.japanpost.jp/information/notices2.html

:::::ヤマト運輸
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/info/2020/covid-19/

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八百津の〇〇〇油で免疫力アップ

日本中がコロナウィルスの話題ばかりでなんだか気が滅入る今日この頃。
マスクや除菌水などによる感染拡大防止が叫ばれる中、自分自身の免疫力上げることが見直されています。 今回はそんな自分自身の免疫力を高めることにも役立つニュースレターをお届けします。

今回のご紹介するのは八百津町福地地区にて「えごま油」を栽培及び加工販売されている「吉田ヒデヒト農園」さんです。

吉田ヒデヒト農園について

事業主の吉田さんは2011年に白川茶で有名な加茂郡白川町で有機農業に従事されていました。そこでは野菜の栽培だけでなく、養鶏なども営まれており農業にとどまらず様々なご経験をされます。数ある栽培品目の中で「えごま」に出会います。
当時の世の中は健康ブーム。
「えごま」はそのブームの中で注目される食材でもありました。
同時期にご両親が体調を崩されていたこともあり、吉田さんはえごま栽培に注目するようになり、その後「えごま」一本でやっていく決意を固めます。
岐阜県可児市出身の吉田さんですが、祖父の家が福地にあったということもあり、八百津町は幼少期から慣れ親しんだ土地でした。
えごま栽培をしていくにあたって場所に悩んでいた吉田さんですが、幼少期に遊んでいたこの福地地区が栽培に適した土地であることが分かり、福地で栽培を始めます。

搾油について

吉田ヒデヒト農園では自社栽培した「えごまの栽培」から「搾油」、「瓶詰加工」、「販売」を行っています。また搾油のみの受付も行っています。
えごまの本場である韓国から取り寄せた専用の搾油機を使い丹念に搾ります。ちなみ吉田さんの所有する搾油機は日本では20台ほどしかない貴重な機械とのこと!
法人から一般の方まで、北は秋田、南は鹿児島幅広く受注があるそうです。

特製“生えごま油

えごま油は実を絞ることによって精製されます。近年はスーパーなどでも瓶詰が販売されていますが、大手メーカーが販売している商品は極力実を無駄にしないように薬剤を使用して搾油量を促すことで大量生産につなげています。
また実が焙煎されていることや、バラバラの収穫地から集めた実を使用していることから実の品質が均一でなく酸化が早いことが多く、場合によっては既に酸化していることもあるそうです。

吉田ヒデヒト農園の販売する“生えごま油”は生の実を使用し、搾油時に薬剤を一切使用していません。搾った後の実(通称:油かす)は翌年の栽培用に肥料として使用しています。
そのため酸化が遅く賞味期限も一般の商品よりも長い、純度の高い商品となっています。
えごま油には血液をサラサラにし、コレステロールの低下、善玉菌を増やす働きのあるDHAが多く含まれています。また肝機能の向上や美肌効果の他、えごま油に含まれる不飽和脂肪酸は体の免疫力をアップしてくれます。
(余談ですが、DHAは一般に青魚に多く含まれる成分であります。えごま油にも多く含まれており、えごま油を加熱すると酸化して魚っぽいにおいがするとのこと。)

販売情報

サイズは写真左から小・中・大をご用意。用途に応じて使いやすいサイズを取りそろえております。金額はそれぞれ

小(45g)・・・・1,800円(税込み)
中(95g)・・・・2,800円(税込み)
大(140g)・・・3,800円(税込み)

販売は自社HPのほか、八百津町のふるさと納税、岐阜県可児市の「とれったひろば」、各種催事での特製ブースでの直販販売が中心です。もちろん八百津モールでも絶賛販売中!
ただし、生産数量には限りがあり売り切れになってしまうこともしばしば。購入前にHP等をチェックすることをオススメします。

マスクや手洗いうがいなどの予防も大事ですが、そもそも病気にならないよう自分自身の免疫力を上げることが重要視されています。八百津にはハチミツやジビエ、今回ご紹介した「えごま油」など心も体の健康も豊かにしてくれる魅力がいっぱいあります。
今後も本サイトでは八百津の魅力を発信していきます!ご紹介する商品もどんどん増やしていく予定ですのでブックマーク、お気に入り登録よろしくお願いします!

吉田ヒデヒト農園

●吉田ヒデヒト農園 [紹介ページリンク]

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ハチミツをこの時期にたべることの意味

ハチミツに殺菌作用があるらしいというのは「おばあちゃんの知恵」的なものとして知っている方も多いかと思いますが、「林修の今でしょ!講座」 2020年3月10日(火)放送内容の中でも、その効果についての説明があったようです。

さらに、海外では実際に医療現場で使用されているという話にはおどろかされるのではないでしょうか?
もちろん蜂蜜に抗菌薬を上回る効果は期待できない、とのことですが、
抗生物質・抗菌剤は使用しているうちに「耐性菌」が出現してきます。

抗菌剤の日常的使用や乱用によって、薬の効果が期待できない「薬に耐性をもった菌」として遺伝子を換えて出現してきています。これは、体力がある人であれば自分の免疫力でやっつけることができますが、高齢者や幼児がこれらの菌に感染してしまった場合、効果のある抗生剤が存在しないため重篤な感染の場合は死にいたることがあるのです。

そこで、耐性菌を生み出すことの無いと考えられる「医療用蜂蜜」をなんとか有効に使用できないものか。という期待も上がっています。

しかし、ハチミツの1日に最適な摂取量は30g程度ですが、それを超えると糖質のとりすぎとなります。また、ハチミツは生後1歳未満の乳児が食べると乳児ボツリヌス症を発症する危険があるということも言われていますので、妄信した過度な摂取にはお気をつけください。

八百津町の養蜂事業者

●永田養蜂 [紹介ページリンク]
●おおだいら養蜂 [紹介ページリンク]