本格的な冬も過ぎ、例年にも増して降雪の気配がみえない八百津です。
今回2回目のニュースレターはそんな八百津において特に寒さが厳しい八百津町久田見地区大平(おおだいら)で養蜂を営む「おおだいら養蜂」さんをご紹介します。
おおだいら養蜂について
事業を営む川口さんはなんと名古屋のご出身。
元々ハチミツ好きだった川口さん。ハチミツは好きだけど蜂は苦手だった彼女は、通っていたハチミツ店の店主からミツバチの生態など様々なことを教えてもらううちに徐々に蜂に興味がわき、気づけば「自分も養蜂家になりたい!」という気持ちが芽生えたそうです。
その後、店主に弟子入りし約3年間養蜂について学びました。
修行後は養蜂家として起業を目指し、1年ほど前にここ八百津町に移住。同時に八百津町の「地域おこし協力隊」に参加されました。
現在では全国でも数少ない「女性養蜂家」としてハチミツづくりに励んでいます。
新シーズンに向けて巣箱づくりの真っ最中!
巣箱は1個ずつ完全に手作りです。
自宅兼店舗の裏にある土地に蜂箱を設置します。
1箱に1.5~3万匹の群がいます。この時期、蜂たちは巣箱の中で眠っているとのこと。
気温が12℃を超えるまで巣箱からは出てこないそうです。
今は20箱に満たないですが、最大で40箱ほど設置するとのことです。
また、このように綺麗なハニカム構造の巣を作ることで知られるミツバチですが、たまに下手くそな形になる群(グループ)もいるとのこと。
味は変わらず美味しいですが、そういったミツバチたちの可愛らしい一面を見られるのも養蜂の魅力なのかもしれません。
取り扱い商品について
商品名 | ・初夏の百花(しょかのひゃっか)
・山桜(ヤマザクラ)
・春の百花(はるのひゃっか)
・6.18(ロクテンイチハチ)
|
---|
価格 | 150g→1,100円
230g→1,600円
380g→2,500円 |
---|
商品は「初夏の百花」、「春の百花」、「山桜」、そして謎の「6.18」の4種類。サイズも食べやすいサイズからたっぷりサイズまで取りそろえております。
ちなみにハチミツの花の調整方法ですが、それぞれの花が咲くころに巣箱を空にすることで、ミツバチたちはその時期に咲いている花から花粉を集めます。そうやってミツバチたちをうまく目当ての花に誘導することで花選びをしているとのこと。
集める花粉が異なるため、甘みや香り、舌ざわりが異なるため商品ごとに明確に特徴があります。
どの商品もとっても美味しいのですが、中でも目を引くのが「6.18」という商品。
この商品名は6月18日に収穫されたことから名づけられたそうなのですが、どの花から採れたのか全く分からないとのこと!様々な専門家の方に調査してもらっても分からなかったとのことでした。
見た目はとても透き通っており、サラサラした印象。肝心の味は、明らかに普通のハチミツよりもさっぱりしており、全くしつこくありません。程よく甘みもあり、良い意味でクセがなく、ハチミツの独特な香りが苦手な人でもきっと食べやすいでしょう。
本当に偶然収穫できたハチミツとのこと。ある意味で幻のハチミツですが、もしかしたら今年も収穫できるかも?
販売について
現在直販はしておらず、近隣のゴルフ場(むらさきのCC)や、各務原市のカフェ「ホドナラフ」、地域マルシェでの販売、八百津町のふるさと納税の返礼品としてもご用意しております。ゆくゆくはここYAOTSU MSLLでの販売も予定しているとのことです。
いつラインナップに加わるか分からないので、他の情報も含めてぜひ当サイトチェックお願いします!
いかがでしたでしょうか?今回のニュースレターでは八百津のハチミツについてご紹介させていただきました。もちろん、今回ご紹介したおおだいら養蜂さんだけでなく、「 YAOTSU MSLL 」でも絶賛販売中の永田養蜂さんなど他にも養蜂業を営む方はみえます。
前回ご紹介した「つたぶ商店の麺」も含めて、ここ八百津町には綺麗な空気や水、自然資源を生かした「おいしい」がたくさんあります。
今後も八百津の魅力を積極的に発信していきますので是非当サイトを覗いてみてくださいね!
- おおだいら養蜂
- 〒505-0422
岐阜県加茂郡八百津町久田見5776
e-mail:maimakumaku@gmail.com
Instagram:@ oodaira_honey