【終了しました】山里で遊ぶ2022 Vol.03「舘林林業・佐々木建築×森と木の家」スギとヒノキを感じる
開催日程
2022-09-23
開始時間
10:00 AM
開催場所
開催場所は、私有地につき当日お知らせいたします。
この体験型ワークショップは終了しました。
みなさん、スギ・ヒノキは日本人の生活には欠かせない植物ですが、花粉症の原因としては有名なこと以外、あまり知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本人とスギ・ヒノキの関わり合いは古く、奈良時代につくられた日本書紀には「スギ・クスノキは船に、ヒノキは宮殿に、マキは棺につかいなさい」と記述されいるそうです。
これらの樹種は、形質に優れ加工しやすいことから私たちの生活において古くより利用されてきました。
ヒノキは奈良時代には大木が不足し、明治時代に植林が始まり、現在では全国に植林地があります。
戦時中や戦後の過度な伐採により荒廃した山地の復旧や、高度経済成長における木材需要の増大など、各時代の社会・経済的要請に応えるため、木材として好まれ、成長が早く、日本の自然環境に広く適応できるスギ・ヒノキが造林されてきました。
八百津町の林業で扱う樹種も、主なものはスギとヒノキです。
昔から良質な建築材として使用されてきた植物には、長い間大切に使われてきたなりの特性や効果があります。
今回は木材のプロである八百津の林業家の方と建築屋さんから、どのような環境で育ったスギやヒノキがよい材になるのか、スギやヒノキ材にはどのような特性や効果があるかなど、色々お聞きしたいと思います。
実際にスギやヒノキを切ったり、香ったり、作ったり、生の木から木材まで五感で学べる貴重な機会。
木の家の見学などもあるので、家を建てたり、リフォームされたい方、家づくりやDIYに興味のある方も是非お越しください!
ここにある、植物の性質、力について学びながら、楽しく効果的に生活に取り入れる一歩になる、山里講座。
みなさまのお越しをお待ちしております!
お昼ご飯には、自分達で割った薪でご飯を炊きましょう!
かまどで炊いたご飯に、平飼い鶏のたまごとしょうゆ麹に薬味を加えた「たまごかけご飯」など。
いろりで火をおこし、八百津町久田見にある「丸登豆腐店」の久田見揚げを焼いて生姜醤油でいただいたり、八百津町の調味料や季節の野菜を八百津町の調味料や、季節の野草と合わせて楽しみます。
地元講師
佐々木 敏和(佐々木建築)/舘林 久宜(舘林林業)
講師
半谷 美野子
森林インストラクター/JAAアロマコーディネーター/和ハーブインストラクター/造園施工管理士/ビオトープ施工管理士/学芸員
「人と自然をつなげる、伝える」ことがライフワーク。
1977年東京生まれ。埼玉県入間市出身。
幼い頃から、自然に親しんで育つ。私立自由学園で幼稚園から高校まで学び、日本大学森林資源科学科へ入学。卒業後、東京の造園会社へ就職。
みどりのリサイクルや啓蒙事業に携わりながら、NPO法人「みどり環境ネットワーク!」を設立。都内の保育園や小学校、都立公園などで様々なみどりのイベントや環境学習講座を多数開催。
結婚、出産を経て、2008年から愛知県犬山市で未就園児の親子が自然を楽しむ会「いぬやま自然とあそび隊!」を主催。身近な自然の素晴らしさや活用方法を伝えるため、五感を通して体験できる講座を愛知、岐阜で開催中。
アレルギーについて
当イベントでは、八百津町の食材、季節の食材、講座テーマに沿った食材の提供・味見などをおススメすることがあります。
食品が原因だと思われるアレルギーのある方は、お知らせください。
①医師から、食物アレルギーのため、特定の食品を食べてはいけないと診断されている方。
②過去に食物が原因のアレルギー症状が出た方。
③アレルギー症状が出るのではないかと心配な方。
キャンセルについてのお願い
ご予約のキャンセルや変更の場合は、分かり次第ご連絡ください。
キャンセル料金は以下の通りご請求させていただきますのでご了承ください。
イベント予定日の7日前—-参加料金全額の10%
イベント予定日の6日~2日前———参加料金全額の50%
イベント予定日の前日———-参加料金全額の70%
イベント予定日の当日———-参加料金全額の100%
連絡なしでのキャンセル———–参加料金全額の100%
Event Timelines
集合・点呼完了後、林業の土場へ移動します。 【所在地】 〒505-0421 岐阜県加茂郡八百津町福地35−15 ●Google map https://goo.gl/maps/2VmobXcHs2u6jbATA
※「虫よけ」などの害虫対策は各自でお願いいたします。
※汚れても大丈夫な、動きやすい服装でお越しください。山道を軽く歩くので、害虫予防のために、できるだけ肌を露出せず、サンダルではなく足を覆う靴を選んでください。
【伐採から木材になるまで】
①岐阜の山の現状
②生活の中で活用されるスギ・ヒノキ
③KD材(人工乾燥材)・AD材(天然乾燥材)・グリーン材(天然乾燥過程がまだ十分でない木材)それぞれのメリット・デメリット
お昼ご飯には、自分達で割った薪でご飯を炊きましょう! かまどで炊いたご飯に、平飼い鶏のたまごとしょうゆ麹に薬味を加えた「たまごかけご飯」など。 その他、八百津町の調味料や季節の野菜を楽しみます。
【地元の木材で家をつくる】
佐々木建築 佐々木敏和さんのお話
①簡易製材機見学 ②「小さな家」見学
「里山で遊ぶ」今後の開催に期待する事に関する、簡単なアンケートにご記入いただいた後、簡単なディスカッションにご参加をお願いします。
今後に期待する事や、岐阜の山を守るためにすべきこと、などについて皆さんのご意見がいただければと思います。