この地方では「ヘボ」(所によっては「地蜂」)と呼ばれるクロスズメバチを自宅付近で飼い、大きく育て食べる習慣があります。
「ヘボ祭り」は、大きく育てた自慢の「ヘボの巣家」を持ち寄りどれだけ大きく育てたかコンテストを行うお祭りです。
通常この手のコンテストは巣箱から出した巣の大きさ(重さ)で比較をしますが、この潮南では巣を解体して幼虫やさなぎの入っている巣の板(あのハニカム状の巣板)の状態で計量します。
このほうが早く料理に使えるからなのでしょうか??
そして、このコンテストに出品されたヘボの巣の一部は公開オークションで販売されたり、個人売買されたりします。
コンテスト終了後には「餅投げ」があり、沢山(10臼)のお餅が投げられます。
また、「ヘボ飯」の味を覚えてもらおうと格安(300円)!でお分けするように朝から引換券の配布を行い、「餅投げ」終了後から交換します。
会場内には、テント出店がならび、「ヘボ飯」「五平餅」や地元特産品をはじめとし、手作りパンやケーキ、生チョコ、クレープ、おでんに鶏ちゃん唐揚げ、特製カレーと、毎年盛りだくさんの品ぞろえでご来場者の食欲を満たします。