八百津町の『里山であそぶ』
昔は山を取り合う争いが起きたほど「生活に必要は資源」の宝庫だった山の植物にも、モノがあふれた現在ではほとんど価値が見いだされなくなりました。 そのため、山で生活に関わる活動をする目的がなくなってしまい、人が山に入ることがどんどんなくなっていってしまいました。 植物にみられる良い特製・効果は、良い状態で健康に育った植物に期待できるものであり、育成状態の悪いものは、その特性が薄れる傾向があります。 人が入らなくなり、手入れもされなくなった山の価値は、価格だけではなく、特製・効果の麺でもどんどん下がっていく一方です。 これをなんとかくいとめ、昔のような価値のある山を維持するためには、山とヒトの生活をつなぎ合わせていく必要があると考えます。 里山の資源、「植物のチカラ」をとらえなおし、ヒトの生活に積極的・継続的にとりいれていくことで、商品価値を上げることを目指します。
八百津町の特産品・郷土料理
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黒瀬街道の中継問屋としての機能を持っていた久田見村では、久田見から黒瀬湊間の物資を積み、鈴を鳴らして通る駄馬の列が見られました。八百津町のお茶は、販路の便と土地がお茶に適している事があいまって 多く販売・出荷されました。現在、八百津町の主な製茶事業者としては、八百津町製茶組合(久田見)、岩平茶園(久田見)、緑華園製茶(福地)の3軒があります。
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八百津町で多く作られてきた「ほう葉寿司」は、かつて野良仕事のお弁当として作られることが多かったそう。家庭やお店、それぞれ違うこせいのある具や包み方、そしてほう葉のいい香りが楽しめる一品です。
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過疎化が進む久田見という地区をなんとか若手で盛り上げたいという気持ち、あと、地元の名産品を作りたいという気持ちから、このプロジェクトを始動しました。
八百津町山村エリア
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標高520m程の高原地にあり、かつては中山道から分岐し、八百津地区を経て、信州(長野県)及び飛騨にいたる飛騨街道の重要な一小宿として賑わいをみせました。
現在でも商店街、保育園、小・中学校、役場出張所、交番、郵便局、神社、お寺などがあり、一つのまとまった集落が形成されています。
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町の最高峰である見行山(けんぎょうざん)は、この地区のシンボル的な山で、多くの登山客が登山道入り口(標高650m)から緩やかな山道を進んで山頂(標高905m)を目指します。
山頂から見渡す景色は絶景で、天気が良ければ近隣市町村の街並みや、中央アルプス、御嶽山などが見渡せます。
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八百津市街地から、新旅足橋経由で国道418号線を進んでいくと、突き当りに見えてくるのは「しおなみ山の直売所」。地域おこし協力隊と地元の住民が共同で手掛けた施設名とかわいらしいイラストの入った大きな幕が、直売所の壁を着飾っています。直売所に入ると、地元で栽培された季節ごとの新鮮野菜がたくさん並びます。
八百津町平地エリア